海外のeSportsニュースサイト「theScore esports」で、NAのプロチームが獲得すべきADCという記事があったので翻訳、紹介したいと思います。
PraYやBangなど結構有名な選手もフリーになりそうなので、もしかしたらNAのパワーバランスが変わる移籍が起きるかも?
目次
ADキャリー(AD Carry)
1.Appolo
国籍:アメリカ
KDA: 3.9
キル関与率: 67.3%
10分時のゴールド差:171
10分時の経験値差: 18
NALCSに参戦しているプロチーム「Team EnVyUs」のADC。
彼は2017年において最も過小評価されていた選手の一人です。同じチームの韓国人ジャングラー"LirA"に注目が集まっていたため、あまり注目されることはありませんでしたが、ボットレーンは凝然として、2対2の戦いで勝利を重ねており、マップコントロールで有利をとっていました。その結果として序盤に"LirA"が活躍することができていたと言っていいでしょう。この勝利の方程式の1人である"Apollo"は常に一貫して活躍をしていました。2017 Summer Split Quarter-finalsでのCounter Logic Gaming(CLG)との試合はそれを彼の能力を象徴する最高の例でしょう。
2.Altec
国籍:カナダ
KDA: 4.6
キル関与率: 73.8%
10分時のゴールド差: 106
10分時の経験値差: 104
NALCSに参戦しているプロチーム「Team Dignitas」のADC。
彼は、特に最初の数戦では苦戦し、Team Dignitasで一貫性のあるプレイをするのに苦労していました。
しかし彼の潜在能力は凄まじく、まだまだ成長の余地があります。彼を獲得することは大きな投資となるかもしれません。
3.Cody Sun
国籍:中国
KDA: 4.0
キル関与率: 67.9%
10分時のゴールド差: -212
10分時の経験値差: -216
NALCSに参戦しているプロチーム「Immortals」のADC。
Immortalsは今年のWorldsでは残念な結果に終わりましたが、"Cody Sun"はまだNALCSではルーキーで多くの成長の余地が残されています。
2017年を通して彼のスキルが大きく飛躍しており、更なる活躍が期待できます。
彼の成長を加速させるためにも、彼のために経験豊富なサポートを用意できるチームが獲得するといいかもしれません。
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4.LOD
国籍:カナダ
KDA: 4.0
キル関与率: 67.9%
10分時のゴールド差: -212
10分時の経験値差: -216
NALCSに参戦しているプロチーム「Team Dignitas」のADC。
彼はAltecがADCとしての立場を確立したこともあり、夏の間はベンチメンバーとなっていました。
LODはレーンでは苦戦し、それ以外の場所では活躍するタイプのADCです。
欠点もありますが、予算を抑えたいチームや、アカデミー、サブチーム等で育成枠として獲得するにはいい選択肢となるかもしれません。
5.Keith
国籍:アメリカ
KDA: 2.7
キル関与率: 59.1%
10分時のゴールド差: -86
10分時の経験値差: -75
NALCSに参戦しているプロチーム「Echo Fox」のADC。
彼は低調なプレイからファンの怒りを買うこともありましたが、獲得可能なADCの中ではNAで最高のADCの一人でしょう。
"Keith"はEcho FoxをNAの主人公にすることはできませんでしたが、今でもNAのADCに対して有利を取れるだけの実力を持っています。
6.PraY
国籍:韓国
KDA: 4.7
キル関与率: 64.2%
10分時のゴールド差: 143
10分時の経験値差: 35
LCKに参戦しているプロチーム「Longzhu Gaming」のADC。
2017年トッププレイヤーの一人であり、世界でもトップレベルのADCでしょう。
常に安定したプレイを見せ、彼と戦えるかどうかで他のADCの実力が測れるほどです。
以前にTSMが獲得すると噂されたこともあり、彼自身もNAでプレイすることには乗り気なようです。
彼を獲得する資金があれば、彼は最適解です。そして今、多くのNAのチームにはその資金があります。噂を現実にしましょう。
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7.Bang
国籍:韓国
KDA: 4.9
キル関与率: 68.0%
10分時のゴールド差: 77
10分時の経験値差: 90
LCKに参戦しているプロチーム「SK Telecom T1」のADC。
最近は調子を崩しパフォーマンスが低下したことで、韓国のファンから批判を受けているため、韓国国外でプレイする可能性も十分にあります。
2017年は調子が悪かったかもしれませんが、それでも世界最高峰のADCであることに変わりはありません。
「Form is temporary but class is permanent」(調子は一時のもの、品格は普遍のもの)
8.Ruler
国籍:韓国
KDA: 3.9
キル関与率: 70.7%
10分時のゴールド差: 100
10分時の経験値差: 83
LCKに参戦しているプロチーム「Samsung Galaxy」のADC。
Rulerは2017年の世界チャンピオンとはなりましたが、それが彼自身の絶頂期に来たことを意味しているわけではないでしょう。
彼は2年目のジンクスに正面からぶつかり、見事乗り越えることに成功しました。2017年シーズンが進むにつれてどんどん動きはよくなっていきました。
現在でも彼はチャンピオンですが、将来的にはスーパースターとなれるだけの素質があります。
9.Deft
国籍:韓国
KDA: 5.8
キル関与率: 63.7%
10分時のゴールド差: 180
10分時の経験値差: 125
LCKに参戦しているプロチーム「KT Rolster」のADC。
Worlds 2017にこそ出られませんでしたが、SKT T1 を倒すために作られたチーム「KT Rolster」の一員である彼の実力は本物で、KDAは脅威の5.8です。
ボトムレーンを支配できるADキャリーを探しているチームにとって、彼はベストな選択でしょう。
元々はチームファイトでのポジショニングが神がかっていたプレイヤーでしたが、最近では、サポートのMataと共にレーンを無慈悲に破壊するプレイヤーとしても注目されるようになりました。
また、シーズン終了時には最もレベルの高い韓国サーバーのソロキューでも1位になっています。
加えて、Deftには海外でのプレイ経験もあり、NAのチームにとってはこれ以上にない選択肢となりそうです。
10.Zven
国籍:デンマーク
KDA: 5.2
キル関与率: 61.7%
10分時のゴールド差: 54
10分時の経験値差: -31
EU LCSに参戦しているプロチーム「G2 Esports」のADC。
Zvenは韓国のADCに比べると少し見劣りするかもしれませんが、NAでは十分に活躍できるだけの実力を持っています。
G2 EsportsはEUのトップチームであり、英語での会話に支障がなく、国際舞台での経験も豊富。
もし彼がNAで戦うことを決意すれば、引く手あまたとなりそうです。
まとめ
個人的な注目はZven、Deft当たりでしょうか。
BangやPraY,Rulerは確かに注目ですが、韓国国内に留まるのではないかと思ってます。
BangがNAのチームで戦うとなると、かなり見てみたい気がしますが、実現の可能性は低そうです・・・w