今回はちょっと古い記事ですが、オールスターイベント後のインタビューで、BjergsenがTSMに新加入したジャングラーMikeYeungと1on1イベントの決勝で対戦したUziについて語っています。
MikeYeungについてはまだまだこれからだと思っているようで、ちょっと厳しめな言葉も・・・?w
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序盤は良い動きもあったけど、ミスが・・・
インタビュアー:オールスターイベントはどうでしたか?
Bjergsen:5対5の話ですが、SEA(東南アジア代表)がどれだけいいプレイを見せていたとしても、NAはそれ以上に上手くプレイできたはずだと思っています。だから、僕たちがグループステージを突破できたはずだと思っています。
1on1については、Uziがあまりにも上手すぎて驚きました。1on1は、チームメイトや他のチームの選手と一緒に練習していたんですけど、誰もカリスタを使う人はいなかったんです。カリスタはサポート無しではアタックスピードを上げられなくなったので、「1on1では強くないだろう・・・」と思っていました。ですが、Uziの使うカリスタは信じられないほど強く、僕の想像を遥かに超えていましたね。
インタビュアー:来シーズンのLCS SplitはMikeYeungとプレイすることになると思いますが、このイベント中、一緒にプレイしてみてどうでしたか?
Bjergsen:Mikeはこの大会期間中、序盤はいい動きをしていたと思います。ですが、試合中に緊張していたからか、致命的なミスを犯していました。15分ぐらいの中盤、もしくはそれ以降のレイトゲームに入ると、どのように戦っていいか分からないとも言っていました。これは恐らく、彼が今までは良いコーチやベテラン選手と一緒にプレイできなかったからだと思います。彼はまだまだ未熟なのにも関わらず、既に強力な選手ですが、長くゲームをプレイしている選手たちのサポートが必要でしょうね。
特にSsong(TSMの新しいコーチ)は、オールスターイベントの全ての試合の後に、Mikeと30分間話し合い、多くを学び始めています。
彼が世界レベルのプレイヤーになれるかどうかは、僕たちの責任です。現在のMikeはまだ未熟なプレイヤーで、Worldsの舞台でプレイするほどには、洗練されてはいません。
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インタビュアー:オールスターイベントのチームメイトとは仲良くなれましたか?また、チームメイト以外で注目している選手はいますか?
Bjergsen:HauntzerとMikeは既に同じ家で生活しているので、良く知っていました。Ssongコーチと会ったのは実は今回が初めてで、楽しく過ごせました。Sneakyともオールスターで一緒にプレイするのは初めてでしたね。SneakyとAphromooはほとんど僕が予測していた通りの人でした。2人ともプロシーンで長く活躍していることもあって、コミュニケーションの面では素晴らしかったです。特にAphromooはゲーム中ほとんどずっと話していて、みんなが彼が優れたショットコーラーだと言っている理由もよくわかりましたね。
特に同じチームの選手に驚くようなことはなかったですね。みんな僕が予想していたような選手でした。Mikeに関しても、ゲーム中は良く話していましたし、これは非常にいい傾向だと思っています。あまり積極的でないプレイヤーに教えるよりも、彼のような積極的に取り組むプレイヤーの方が吸収も早いですしね。
一番予想外だったのは、Ssongコーチです。特に彼の自信と決断力には驚かされましたよ。試合後の反省会では、ゲームで起きたほとんど全てのポイントに触れていました。オールスターの期間は、彼が言っていることを実行するにはあまりにも短すぎましたが、彼と次のシーズンを一緒に戦えると思うとワクワクしますね!
インタビュアー:FakerがインタビューでZoe(ゾーイ)は強すぎるからナーフするべきだと言っていましたが、あなたの意見はどうですか?
Bjergsen:ZoeがOPであることは、オールスターのゲームを見ても明らかでしょう。少しのナーフが入りましたが、十分ではなかったと思います。ゾーイのEは画面外からでも壁を超えて飛んできますし、Qも反応してサイドステップで交わすのはかなり難しいです。現時点でのゾーイは「勝てない」というほど強力ではないですが、オールスターに出場したプレイヤーはゾーイを2~3週間しか練習していないにも関わらず、あれだけのパフォーマンスを見せています。もし、数か月の練習期間があれば、何が起きるか・・・考えてみてください(笑)