いよいよLCK Summer Split 2018が開幕しました。この夏はどのチームがトップに立つのでしょうか。そしてWorldsを沸かせるのは?世界で最もレベルが高いと言われるLCK。この夏も注目間違いなしです。
今回はそんなLCKの10チームをパワーランキング形式で紹介します。
春シーズンのパワーランキングはこちら
SKTは4位。1位は? LCK全10チームのパワーランキング発表!
LCKの各チームロスターはこちら
LCK Summer 2018 全チームのロスターまとめ
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目次
- 1 10位:MVP 春の成績:6勝12敗
- 2 9位:bbq OLIVERS 春の成績:6勝12敗
- 3 8位:Jin Air Green Wings 春の成績:7勝11敗
- 4 7位:Griffin 春の成績:Challengers Korea(2部リーグ)からの昇格組
- 5 6位:Gen.G Esports 春の成績:9勝9敗
- 6 5位:Hanwha Life Esports (ROX Tigers) 春の成績:9勝9敗
- 7 4位:kt Rolster 春の成績:13勝5敗
- 8 3位:SK Telecom T1 春の成績:9勝9敗
- 9 2位:Afreeca Freecs 春の成績:13勝5敗
- 10 1位:Kingzone Dragon X 春の成績:16勝2敗
10位:MVP 春の成績:6勝12敗
MVPのSpring Splitは不安定なものでした。6勝12敗の成績は2017年の夏の再放送を見ているかのようでもありました。LCK 2018 Summer Promotion(降格戦)でKongdoo Monsterに3-2で勝って何とかLCKに残ることはできましたが、非常に厳しいシーズンを2シーズン連続して続けていることには変わりありません。(Kongdoo Monsterは春シーズン2勝16敗のチーム)
トップ、ミッド、ジャングル・・・そしてサポートポジションですら劣っていると言わざるを得ないチームで、MVPはADCのPilotに頼り切っていました。もちろん、パートナーとしてプレイしたサポートのMAXもこの流れを助けた一人ではありますが、勝利の栄誉はほとんどPilotによるものでしょう。
この夏に向けて、MVPは春から夏にかけての短時間でやるべきことをできていません。その代わりに穴がたくさんあいたままの今にも沈みそうな船があるのみです。Pilotがどれだけボットレーンでベストを尽くしても、6-12の呪いを破ることはできないでしょう。
9位:bbq OLIVERS 春の成績:6勝12敗
2015年にSKTはを2-0で破るなど、勢いのあるチームでしたが、それ以来ずっと下り坂にいます。
bbq OLIVERSは春シーズンに向けては面白い選手獲得を行っていました。EULCSのG2で活躍していたジャングラーのTrick、同じくEULCSのMisfitsのサポートIgNarを獲得しています。今春のbbq OLIVERSは6勝12敗といい成績ではありませんでしたが、それでも彼らにとってはベストシーズンでした。この夏はこの勝利数記録を再び更新できるかもしれません。
しかし、多くの希望をファンが持っているにも関わらず、そして2人の新星がチームで輝きを放っているにも関わらず、このチームに大きな変化は見られませんでした。MVPを倒して勝ち星を重ねることはできるでしょうが、他の8チームに対しては依然として厳しいでしょう。
残念ながら、bbq OLIVERSは2018年の夏は降格戦を戦うことになるのではないかと予想します。
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8位:Jin Air Green Wings 春の成績:7勝11敗
Jin Air Green Wingsもどの順位に置くか迷うチームです。時には、彼らは人に取り憑いた邪悪な悪魔のような強さを見せます。マクロ能力の高さでゆっくりと彼らが一番輝くレイトゲームに持ち込む技術は見事です。一方で、簡単に相手に捕まるような軽率なプレイも見受けられます。
2018年夏シーズン、大きなジャングルの変更の影響受けたチームはJin Air Green Wingsでしょう。このチームはデスを最小限にしつつ、レイトゲームに持っていくのが好きなチームなので、ジャングルの積極性はあまりないですが、Riotの考えはそうではないようです。ジャングラーはもっとアグレッシブに行動すべきということでしょう。新しいシステムでは、ファームとコントロールよりも積極性やギャンクが効果的なので、Jin Air Green Wingsとしても素早く対応しなければならないでしょう。
もし上手く対応できないようであれば、彼らは降格争いに巻き込まれることになるでしょう。
7位:Griffin 春の成績:Challengers Korea(2部リーグ)からの昇格組
GriffinはKongdoo Monsterに2-0で勝利、MVPには3-1で勝利して、見事LCKでのポジションを獲得しました。2部リーグのチームがLCKの2チームを破って昇格するのは決して簡単なことではありません。
重要な試合でも見せた彼らの能力の高さから見るに、GriffinのLCKでのルーキーシーズンは非常にいいものになるのではと期待しています。
世界を驚かせる可能性は十分にあるものの、まずは足元を固めなければ、降格の可能性も十分にあります。
(既にHanwha Life EsportsとMVPに勝利しており、期待通りの能力を見せています。)
6位:Gen.G Esports 春の成績:9勝9敗
以前はKSVとして知られていたチームには驚異的な武器がいくつもありますが、チーム全体の強さでは不安定な点があります。
特にボットレーンは強力で、RulerとCoreJJの2人はアジア競技大会2018の韓国代表にも選ばれています。
関連記事:2018年アジア競技大会に臨むLoL韓国代表が発表!【気になるFakerは?】
昨年のWorlds 2017で優勝したメンバーなので、実力は間違いないのですが、LCKのレベルはやはり高く、上位に食い込めるだけの能力を見せ切れていません。そういったこともあり、今回は6位にしました。このチームが成し遂げたことや選手の能力を考えれば物足りないですが、それだけLCKのレベルが高いことの証明かもしれません。
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5位:Hanwha Life Esports (ROX Tigers) 春の成績:9勝9敗
ROX Tigersとして知られているチームですが、Hanwha Life EsportsがチームのロスターとLCKの権利を獲得しました。ROX Tigersは2016年のWorldsでにSKTを追い詰めるなど、いくつか輝かしい歴史がありますが、それ以来、トップに立てずにいます。新しい名前になったからといって大きな変化があるとは思えませんが、この夏は何かチャンスを掴めるのではと期待しています。
春シーズンは9勝9敗で終わりましたが、これは2017年夏の6勝から考えると確実に前進しています。このチームにはMidのLava、ADCのSangyoonという2人の強力なスタープレイヤーがおり、また、ジャングラーからキルが多く発生している点も見逃せません。ジャングルの変更は、HLEにとってプラスに働くことが期待できます。この夏は強い彼らが帰ってくるかもしれません。
4位:kt Rolster 春の成績:13勝5敗
KT Rolsterのファンはこのチームのジェットコースターのような浮き沈みに巻き込まれています。多くのファンは、僅かの差でSKTに負け続けた過去を覚えているでしょう。しかし、現在の彼らは優れた才能に満ち溢れています。
LoLの歴史に残るほど強力なソロレーナーをいて、強力なボットレーンもある、間違いなく注目に値するチームの1つです。しかし、それでもトップ3のライバルたちには僅かに劣るのでは・・・。
3位:SK Telecom T1 春の成績:9勝9敗
かなり不安定な春でした。そして去年はLCKでもWorldsでも勝てていません。圧倒的なスキルによりSKT T1の支配下にあったLOL界ですが、ついにそのギャップを埋められてしまいました。そしてLCKのライバルは彼らの鎧にいくつかの亀裂を見つけました。この亀裂をLCKで利用され、SKTは圧倒的な地位を失っています。
今では遠のいてしまった1位の座ですが、多くのファンはリベンジを果たしてほしいと考えています。多くのファンがFakerやSKT T1が再び世界一になる瞬間を望んでします。そして、最も重要と考えられている2つのポジションにFakerとBangいう驚異的なプレイヤーがいることは大きなアドバンテージですが、春のシーズンの結果から見るに、それでも3位だと予想します。
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2位:Afreeca Freecs 春の成績:13勝5敗
Afreeca Freecsは2018年春のLCK王者にわずかに届きませんでした。そして、彼らはその負けから学び、また、MSIの期間中に最大のライバルであるKingzone Dragon Xについて研究することもできたと思いますが、それでもKZには僅かに届かないと予想します。ただし、勘違いしてはいけません。2位とはいえ、彼らは世界的に見てもトップレベルのチームです。
Afreeca FreecsはLCKで最も危険なボットレーンの2人を持っています。サポートのTusiNはスタートADCのKramerとでも、控えADのAimingとでも成功を収められることを既に証明しています。更には控えADのAimingですらLCKでトップ3のCPM(CS/min)を記録しており、Kramerは2位です。
危険なボットレーンの他にも、2人の優秀なジャングラー Spirit and Mowgliもいます。彼らは2人ともLCKのトップレベルでも戦えることを証明済みです。ジャングルの変更もこのチームにとっては影響は少ないでしょう。このチームの選手層の厚さはリーグでもトップです。
ミッドレーンも強力です。Kuroは最強のミッドレーナーではないかもしれませんが、FakerやBddより僅かに劣っている程度です。ネームバリューはないかもしれませんが、Kuroは偉大なミッドレーナーと同じように戦い、Freecsのためにミッドからゲームをコントロールできることを証明しています。
一方、彼らの弱点は常にトップレーンのKiinです。ただし、相対的に他のチームのトップレーナーと比較しても、最悪のプレイヤーというわけではないですい、他にもたくさんの武器を持っているので大丈夫でしょう。
しかしながら、この夏もAfreeca Freecsの予想は2位です。他のリーグであれば、王座を取るのに十分すぎるメンバーが揃っていますが、ここはLCKなのです。
1位:Kingzone Dragon X 春の成績:16勝2敗
2018年の春のKZは世界に衝撃を与えました。16勝2敗は圧倒的です。MSIはRNGに負けてしまいましたが、それでもLCKでの地位は絶対的なものでしょう。各ロールにスター選手がいます。
このチームの弱点で、何とかここを突いてほしいと他チームのファンが願う所はPenutのジャングルでしょう。彼は強力なジャングラーですが、時折、不安定なプレイを見せます。Peanutのジャングルが弱さを見せれば、KZは崩れてしまう可能性もあります。
しかし、この弱点を考慮しても、Kingzone Dragon X がLCKで勝利し、世界に大きな爪痕を残す可能性は高いでしょう。彼らはまた、Rift Rivalsでもライバルに復讐したいと思っています。