SKT T1からの移籍先を探していたジャングラーのPeanutですが、さすがに世界大会での経験も豊富なジャングラーだけあって、あっさりと韓国国内のライバルチーム「Longzhu Gaming」へと移籍を決めたようです。
SKT T1では、批判の的になってしまうこともありましたが、世界でも最高峰のジャングラーなのは間違いないので、Longzhu Gamingで調子を取り戻してほしい所ですね。
ADCのPraY、サポートのGorillAはROX Tigers時代のチームメイト
Longzhu GamingのADC PraYとSupportのGorillaはシーズン5とシーズン6でチームメイトでした。
Peanutは彼らと共にシーズン6のLCK Summer Split Championshipを勝ち抜き、その結果、世界でも最高のジャングラーとして知られるようになりました。
去年のWorlds準決勝でSKT T1と対戦し、フルゲームにもつれ込む試合にに負けた後、より高いレベルで戦うため、PenutはSKT T1に移籍しました。
しかしながら、Peanutの非常にアグレッシブなプレイスタイルは、安定した戦いを好むSKTの戦術には上手くフィットしませんでした。
敵のジャングルにカウンタージャングルを仕掛けたくても、SKTのトップサイドのプレッシャーはそれほど大きくなく、彼の持ち味を発揮できないままに負ける試合も多くありました。
その点、Longzhu GamingであればPeanutの強みを生かせるでしょう。
Longzhuのトップレーンは世界でもトップのキャリー力を持つKhanです。
KhanはLongzhuをキャリーし、LCK summerのプレイオフではSKTを3-1で破る原動力となりました。
Worlds 2017の準々決勝で、Samsung Galaxyのマクロ力の前に負けてしまいましたが、そのキャリー力は健在でした。
また、Longzhuのボットレーンはジャングラーのサポートがなくても、自分たちで何とかできるだけの能力があります。
Peanutは、安心して得意なソロレーン側でカウンタージャングルができるのではないでしょうか。
2017年に急成長を遂げた、世界で最も勢いのあるチームに、世界で最もアグレッシブなジャングラーが加わり、来シーズンのLCKはますます目が離せなくなりそうです。