Week 5では0勝2敗と残念な結果に終わったTSMですが、Week 6で1位のEcho Foxを撃破したことで、波に乗るきっかけをつかんだかもしれません。
今回はEcho Foxとの試合後のインタビューを翻訳してみました。BjergsenがTSMのこと、Mikeのこと、そして寿司について語っています(笑)
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インタビュアー:1位のEcho Foxを倒した気分はどうですか?
Bjergsen:良いね!でも残念なことに、僕らがEcho Foxを倒したのはみんなにとって予想外だったみたいですね。僕は、TSMがいいプレイをすればどのチームにでも勝てると思っています。それを今日のゲームで証明できたのは嬉しいことですし、これからの試合でも自信を持てますね。
インタビュアー:今回の試合でTSMはTSMのスタイルとマクロプレイをつかんだと思いますか?
Bjergsen:全然。まだまだですね。僕たちはまだまだ試合の組み立て方、スクリムの取り組み方、試合後の反省のやり方、ミーティングのやり方などを変えている途中です。まだチームは構築中だと思いますし、コーチともどのように協力していくか試している途中です。それでも今日は成長を感じられた試合でした。
インタビュアー:TSMが改善できている理由は何だと思いますか?
Bjergsen:一度底を見ることですかね。先週0-2で、気づいたんです。「うわ・・・俺たちめっちゃ弱い」って(笑) 今のNA LCSのチームはどこも強いとは思えないので、それだけにかなりショックでした。でもそのショックのおかげで全員の気持ちがリセットされて、何を大きく変える必要があるか考えるようになりましたし、チームで普段よりも多く話し合いました。これがチームとして成長できている理由だと思います。
インタビュアー:TSMに長く所属していますが、いつの時期が最強のメンバーだと思いますか?今のメンバーは何位でしょうか?
Bjergsen:僕が考えるに、今のメンバーはTSMの歴史でベストのメンバーだと思います。準備に十分な時間がなかったので、以前のように上手くいっていないだけだと思ってます。僕たちは僕たちがどのように戦いたいか分かっていない状態です。
パフォーマンス面でいうと、2016年夏のメンバーは最強でしょう。今のメンバーはリスト上ではいいと思いますが、まだまだ相乗効果を得るための時間が足りませんね。
インタビュアー:TSMは多くのファンを抱えているのと同時に、アンチも多いことで有名です。あなたはTSMに長年いますが、これまでどうやって対応してきたのでしょうか?
Bjergsen:TSMに限らず、何年も人気のあるチームがあれば、多くのファンがいるのと同時に、嫌う人も増えていくものです。TSMが成功し続けていれば、TSMが失敗するのを見てみたいと思うんです。そういったことに対処するのは、それほど難しいことではありません。TSMきて何年になるか分かりませんが(笑)5年ぐらい? 他のチームメイトにとっては違うかもしれませんが、僕はこのことに長い間対処してきました。みんなが言うことはうのみにせず、話半分くらいで聞いていればいいんですよ。中には有益なコメントもありますが、それが自分にとってメリットになるか見極める必要がありますね。
インタビュアー:何かいいプレイをした時に、自分自身にご褒美を与えることはありますか?
Bjergsen:自分自身へのご褒美で最大のものは、何か自分をリラックスさせてくれるものですね。時々、外に座って本を読んで心をリラックスさせてました。
寿司も大好きです(笑)僕とHauntzerはよく美味しい寿司を注文するか、チームで出かけて一緒に美味しい物を食べます。いいプレイをして勝利した時は、チームのシナジーを強固なものにする最高のタイミングです。チームが勝っている時に友情やチームワークを構築しておけば、例え負けている時でも、その友情は簡単に崩れるものではありません。逆にチームが負け続けている時に、チームワークや友情を構築するのは、やはり難しいことなんです。
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インタビュアー:普通のプレイヤーはスーパープレイを決めた時はテンションが上がるものですよね。でも、プロプレイヤーを見ていると、スーパープレイを決めても表情は一切変化しません。これはプロにもなると毎回派手なプレイをすることが当たり前になっているからだと思いますか?
Bjergsen:恐らく、重要なのは僕らが全員何千ゲームもプレイしているということです。大会で見せるようなプレイは恐らくソロキューやスクリムで既にやったことのあるプレイです。それでも、顔が変わらなくてもみんな心ではとっても嬉しがってますよ(笑) TSMではお互いにテンションを高めるようにしてます(笑) 例えばEcho Fox戦で僕がいいプレイをした時にはZvenが「NA Faker! NA Faker!」って言ってましたよ(笑)
それでもあまり表情に出ない理由は、良いプレイをしてもチームが勝たなければ意味がないことを知っているからでしょう。「やばい、今日の俺上手すぎ!」って思うよりも、ドラゴンやタワーなど、次のことを考えることが多いですしね(笑)
インタビュアー:Bjergsenのベストプレイを自分で決めるとしたら、それは何になりますか?
Bjergsen:う~ん・・・僕のベストプレイ・・・分かりません・・・シーズン3の時に、Triple Aとの試合でZedを使った時ですかね。フランスでの試合でした。クワドラキルを出したんですよ。ステージでの初めての試合でしたし、僕にとってLCSでの初めての勝利でした。これがベストプレイかは分かりませんが、僕にとって本当に特別なプレイですね。あの瞬間は周りがスローに見えて、自分が何をすべきか正確に判断して、誰でも倒せるような感覚でしたね。
インタビュアー:シーズンの初めに、Ssongコーチは「このTSMのメンバーの潜在能力を引き出せたら、今まで見た中で最高のTSMとなる」と言っていましたが、それに関してどう思いますか?
Bjergsen:その通りだと思いますよ。明らかにね。僕たちはそうしたいと思えば、以前のメンバーのまま今シーズンを戦うこともできました。このメンバーが最終的にはより良い結果をもたらすと信じています。もちろん、前のTSMの方が強く見えるだろうし、みんな前のTSMと比較しようとしてますよね。でも、前のメンバーは2年以上一緒にプレイしていたんです。1~2か月しか一緒にプレイしていないチームよりも良く見えて当然です。コーチングスタッフを信じていますし、チームメイトも信じています。強力なTSMを見るまでもう少しですよ!